川村嘉範さんによる陶芸の作品展が、30日まで開催されています。
もともと違うお仕事につかれていた川村さんは、34歳の時に、伊賀の地で陶芸、薪焼きと出会いがありました。
その後、伊賀の地で、鍛錬の日々を重ねられ、25年前に東京町田で独立。そして、現在は、八ヶ岳の麓で創作活動をされています。
今でも使うものは伊賀の土。ろくろも手びねりもされるので、作品もさまざま。どれも個性があり、パワーに溢れています。
一見すると、とても重い作品に見受けられますが、食器などは、料理の重さも考えて、使い手に優しくつくられています。
粘土にふれながら形が浮かんでくるそうですが、色合いもかたちも自然、偶然の産物ですね。
整いすぎないこその美を感じます。