2022.10.14  

手織りの服と和のもの

催し物

17日まで、東京の横井さんと、香川の角田さんによる「手織りの服と和のもの」展が、開催されています。
横井さんの手織りの歴史は長く、趣味で始められ、16年前から作家さんとして活躍されています。

ウールの細い糸を3~10本まぜて、自分の描いた色をつくり一本の糸にします。そして、織。次は、洗って縮みを生じさせ、風合いを出します。それを棒にまいて2日おき、シワをとります。
そのあと、乾かして裁断、縫製という長い工程を経て、作品が完成されます。洗った段階で、作品にならないものも多々あるそうです。裏をかえして見ると、ボタンの裏の補強や、ほつれがおこらないよう丁寧にしあげられています。

ストールには、ボタンがついてマント風にも


角田さんは、畳のヘリで作られ和小物を展示をされています。
バッグなどは、驚くほど軽く、そして丈夫です。

年代物の着物もあわせて展示しているので、好みのデザインと出会えるかもしれませんね。