2022.07.16  

美術・工芸品の展示会

催し物

2階では、18日まで、竹下賢一さんによる「美術&工芸 2022展」が開催されています。

コロナ禍で、会期が延期され、3年ぶりの展示会になります。

これまで美のある暮らしをコンセプトに、じつに13回もの展示会を開催していただきました。
そして、今年は、日々造形にかかわる中で誕生したご自身の「美術と工芸」の作品80点を、紹介されています。

暖かな作品に囲まれながら、美術、工芸そして、プライベートにいたるまで、沢山お話をうかがえました。会館のお仕事をさせていただくなか、うかがうお話の中に、ヒントや答えをいただく事ができました。
多くの作品は、日常で必要なもの(例えば、お子さんの机や、椅子、玩具など)を作ることからスタートされたそうです。

三人のお子さんがモデルさんです



2006年に開かれた第1回目の展示会は、ドローイング展で「一枚も売れなかったよ」と笑いながらお話くださいました。

〇歳の自画像


展示された80点は、どれも思い入れや、歴史がある作品ばかり。それぞれにエピソードがあり、会場では、直接お話をうががえます。
フロンガス排出が問題になっている今、丁寧に作られたものを大切に使う時代が、戻りつつあります。
プラスチックは自然社会で一番遠い存在と仰った言葉が、印象に残っています。自分にできることから第一歩ですね。

お正月飾りも自然素材。藁に左によりをかけることが難儀




竹下さんは、上田のご出身。農民美術の作家さんであったお父様の書籍を執筆中です。