2022.05.13  

漆板絵と器の展示

催し物

15日まで、松室裕重さんによる漆板絵と器の展示会が、開催されています。


漆板絵は、タモの板に拭き漆(漆と松のすすをまぜたもの)を5回かけ、キャンバスにあたる黒い漆板を作ります。その上に、漆とアルミニウム粉で絵付けをしていきます。タモの木は、木の中でも反りが起こりにくい材質なので、絵付けに適しているそうです。黒地に山野草の絵が生えますね。

こちらは、今の季節にぴったりです。花弁につかわれた貝が美しい~!

もともと木地屋さんだった松室さんですが、今は、ろくろを回すよりも、毎日、目にする山野草を描くことが楽しいと、お話してくれました。