今日から24日まで近藤佐智子さんの油絵と操り人形の展示会が開催されています。
油絵は近藤さんがお作りになった操り人形のピエロさんたちを題材にされた作品です。

操り人形はオペラ歌劇蝶々夫人に登場する人物たちのお人形です。
蝶々夫人をはじめお人形のお顔は紙粘土で作られています。頭部と胴体はペットボトル、頭髪は毛糸、目はビー玉を使用し、身近にある材料で作られています。一体一体お顔の表情が違い、その人物の個性がにじみでている作品です。
蝶々夫人のお着物は振袖を使用し、近藤さんが足りないと思われた箇所には花を描かれ華やかにされた部分もあります。



操り人形を数年前に製作され、度々幼稚園、保育園、児童館などで公演して使用されたお人形であるとうかがいました。
蝶々夫人一行のお人形に関しては新作だそうです。
蝶々夫人のあらすじを近藤さんからお話していただき、蝶々夫人のせつなく悲しい人生の物語であることを初めて知りました。